【遺産分割】後妻とその子供との間で軍用地を含む遺産分割で揉めたが、弁護士を介入させることで早期に解決できた事例
ご依頼者様の年齢、お住まいの地域
30代 浦添市
ご依頼者様のお父様(被相続人)が亡くなり遺産分割が必要になりました。通常であればそのまま相続人を集め遺産分割協議を実施しますが、ご依頼者様はお父様の先妻との子で、最後はお父様とはともに住んでいらっしゃらなかったため、少々複雑な相続になっていました。
また今回の事例では、ご依頼者様が後妻の方に不信感があり、きちんと相続財産について話し合いたいというご希望があり、当事務所へのご依頼になりました。
弁護士が対応したこと
ご依頼者様も最後に身の回りのお世話をしていましたが、お父様の遺産がどこにいくらあるのかを殆ど把握されていらっしゃいませんでした。
ご依頼者様が把握していた相続財産はお父様の自宅と土地の住所と、どこにあるかは不明な軍用地のみでした。
そこで、当事務所でお父様のお名前で名寄帳を取り寄せたり、銀行に照会を依頼するなど、相続財産調査を実施しました。
その調査のなかでお父様が亡くなる直前に(入院をしていた間)、後妻の方が預金の殆どを引き出していたことがわかりました。また軍用地の場所・筆数が判明しその評価も算定しました。
それらの相続財産調査を元に法定相続分を出しますと、想定よりかなり多くありましたので、依頼者様は驚かれていました。
その後、遺産分割調停において、銀行預金の引き出しについては特別受益として認めさせ遺産分割を行いました。
結果
ご依頼者様が獲得された相続財産額は3500万円以上となりました。またご依頼から約10か月で事件が解決いたしました。相続紛争は解決までに数年単位で時間経過することが多いため、今回は大きく揉めることなくスムーズに遺産分割を進めることができました。
担当弁護士の所感・今回の事件のポイント
相続財産調査によって、早期に遺産全体とその評価を把握し、どの財産をどのように分けるか(分割計画)を確立することができ、遺産分割までの筋道を立てることができたため、比較的早期に解決することができました。またご依頼者様も安心していらっしゃいました。
分けにくい相続財産(お父様の自宅とその土地)は全て相手方に渡すなど、相手方にも受け入れやすい現実的な提案をしたことも早期解決につながりました。
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