軍用地をお持ちの方へ　ー軍用地は争うことなく相続する方法がありますー

なぜ軍用地は人気の資産なのか

そもそも、なぜ軍用地は人気なのでしょうか。

それは、所有しているだけで、軍用地料が国から支払われるからです。

現在、軍用地は国が強制的に借地にしており、年2回「借地料」として地主に対して金銭が支払われます。

さらに、国が管理しているため、管理の手間・費用がかかりません。また、国が借り手になるため、空室や家賃滞納などのリスクがないため、不動産投資の対象としても人気です。

相続できれば、軍用地が返還されることがない限り、半永久的に国から軍用地料がもらえるというわけです。

軍用地は相続トラブルに発展しやすい？

実は沖縄での相続トラブルのほとんどに、不動産が絡んできます。特に、トラブルに発展しやすいのが、軍用地がある場合です。

なぜなら、軍用地は「軍用地料」という価値を生むため、みな自分が相続したいと考えるためです。人気のある資産だからこそ、相続トラブルに発展しやすいと言えます。

では実際、軍用地の相続トラブルはどのように起きるのでしょうか？

軍用地の相続トラブル体験談

比嘉さん（仮名 55歳）は5人兄弟の末っ子です。

父親が他界し、相続をすることになりました。

相続財産は比較的多い方で、軍用地もそのうちの一つでした。

遺産分割の話し合いは終わり、「遺産は等分する」ことで一致。

ところが後日、長男が「墓の管理をする分、軍用地の権利は自分がもらう」と言いだしました。

どうしたら良いのでしょうか？

弁護士に依頼すると財産を受け取れる可能性が高くなります。

もし比嘉さんが弁護士に依頼した場合はどうなるでしょうか？

兄との交渉を一任でき、最終的に軍用地を相続できる可能性がぐっと高まります。

資産としては数百万〜数千万円の経済的利益が見込めます。そして、後々、定期的に軍用地料の収入があって良かったなと思うのです。家族に使えるお金が増えるので、精神的にも余裕ができました。

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