【沖縄の特徴】遺産分割がまとまらない… もらえるはずの遺産を守る方法を4つのケースとともに解説
「もらえると思っていた遺産が、話し合いが進まなくて止まっている」
「兄弟と揉めていて、どうしていいかわからない」
そんなご相談が、実はとても多いんです。
ここでは、実際によくあるご相談に対して、弁護士としてどのように一緒に整理し、進めていくかをご紹介します。
あなたの状況に近いケースを読み進めてみてください。
ケースごとに解説していきます。
目次
ケース①:相続人が多すぎて、話がまとまりません…
A:まずは“相続人が誰か”をハッキリさせましょう。
私たちが最初に一緒にやるのは、戸籍を集めて“法定相続人”を確定する作業です。ご自身で動くのが大変な場合は、こちらで代理取得もできます。
戸籍を確認したら、「誰が、どんな関係で、どこに住んでいるか」を整理したリストを作ります。このリストがないと、連絡もできず手続きが進みません。
次に、皆さんに公平な情報を届けるために、当事務所から全員に通知書をお送りします。「誰かが勝手に進めてる」と疑われることなく、全員が情報を共有できます。
連絡体制が整ったら、ようやく遺産分割の話し合いをスタートできる。ここまで整えるだけでも「話が止まっていた」状態から大きく前進します。
お困りの方は、当事務所の無料まで。
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ケース②:他の相続人が分割案に反対してきました…
「きちんと法定相続分どおりに分けようと思ったのに、妹が“こんなの納得いかない”と言ってきて…どうしたらいいんですか?」
A:反対の理由を“見える化”して、再交渉の土台を整えます。
「納得できない」と言われても、理由があいまいなままだと、どこを修正すればいいのか分かりません。そこで、まずは相手に“何が不満なのか”を書面で確認するようにします。
感情的な反発なのか、金額的な不満なのか。それによって対応方法がまったく変わってくるからです。
そして、あなたの提案が“法的に妥当”な内容であれば、それを私たちが明文化し、きちんと説明した書面として送ります。それでも平行線が続く場合は、家庭裁判所で「遺産分割調停」を申し立てる方向になります。「もう直接話したくない」という方でも、弁護士が代理人として進めることができますのでご安心ください。
お困りの方は、当事務所の無料まで。
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ケース③:不動産の分け方で揉めています…
「父の家を誰が相続するかで兄と揉めています。私は売却して分けたいけど、兄は“自分が住みたい”って言っていて…」
A:不動産は“金額に直して考える”のが基本です。
家や土地は、現物のままでは分けられません。だからまず、不動産の評価を出して、“いくら相当か”を明確にします。ここで注意が必要なのが、行政の出す評価と、実際に取引されている評価「時価」では、価格が大きく異なるということです。
この辺りは、難しいのでぜひ私たちの無料相談で説明させてください。
不動産の評価をしたら次にやることは、それをどうやって分けていくかです。家が3,000万円の価値とわかったら、兄が取得する代わりに、あなたに半分の1,500万円を支払う、というようにバランスを取ります(これを「代償分割」と言います)。
「現金がないから払えない」というケースもありますが、その場合は分割払い、あるいは他の財産と調整する方法もあります。感情論になりがちな不動産の話ですが、数字で整理し、支払い計画を立てれば、一気に現実的になります。
詳しくは、当事務所の無料まで。
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ケース④:兄弟が自分の取り分を多く主張してきます…
「弟が“親から生前に何ももらってないから多くもらうべきだ”って言ってて…。でも法定では半分のはずですよね?」
A:“主張の根拠”を求め、必要ならこちらも主張を整理します。
法定相続分は民法で定まっていますので、それを大きく逸脱する主張は、法的には通りません。ただ、弟さんが「特別な貢献をしてきた」と思っている場合、いわゆる「寄与分」などの主張になるかもしれません。
そこで、私たちが確認するのは、
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その主張に裏付けとなる証拠があるか(介護記録や通帳など)
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その主張がどこまで合理的か という点です。
もし、あなた側にも「長年介護をしてきた」「生前に援助していた」という事実があれば、逆に寄与分の主張をこちらから出すこともできます。調停や裁判になった場合でも、主張の整理と証拠準備ができていれば、主導権を持って進めることができます。
お困りの方は、当事務所の無料まで。
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一人で悩まず、専門家と一緒に整理を
相続トラブルは、家族同士だからこそこじれやすいものです。
でも、“法的な正しさ”と“現実的な落とし所”を冷静に整理すれば、前に進む道はあります。
「このまま遺産がもらえないかも」と思ったときこそ、早めにご相談ください。
初回相談は無料です。一緒に、一歩ずつ進めていきましょう。